採用ロゴデザインをご紹介します。


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KIXTARS JAPAN様ロゴ
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【Logo】StudioChedanロゴマークデザインのプロセス

◾︎デザインプロセスは臨機応変に変えていく
チアダンススタジオのStudioChedanさんのロゴマークをリデザインさせて頂きました。今回はラフスケッチ提案段階からイラストレーターで制作。というのもマークというよりも文字とマークが混合されているようなデザインが好ましく、スケッチも描きましたが上手くいきませんでした。そこで、方向性を転換して、スケッチよりも既存のフォントなどを組み合わせて、デザインを複数まとめていきました。この方が、デザインプロセスとしてはスムーズでした。

◾︎比較できる検討材料とプロセスも共有する意味
フォントは既存のフォントの中から大人っぽく、ダンススタジオっぽく、元気で明るいイメージのありそうなものを選択しました。ダンススタジオとすぐにわかるようなシルエットと、星を配置。初期の段階なので、一案ではなく、比較検討可能なように、おすすめを二案制作。デザインのプロセスも、そのまま資料としてまとめました。この段階では既存のダンススタジオのロゴマークなども参考にさせて貰い、方向性の確認の為、参考イメージとして記載しています。完成されたロゴマークを提案するのも良いですが、その過程を共有させて頂くことで、依頼された方も判断がしやすくなります。

◾︎カラーバリエーションによって印象も180度変わる
色の組み合わせ方や、質感の変え方によって、デザインの印象はかなり変わります。人はカタチを見ているのではなくて、【色によってそのデザインの印象】を感じているといっても良い場合を経験してきました。デザイナーではない人だと、色の印象が7割、カタチの印象が3割を占めるぐらいだと感じています。デザイナーはカタチに拘るので割と色は後回しにされがちで比率が反転しやすいですが、人の顔色を伺うという言葉にも現れている通り、色の情報による印象度の違いは強いということです。ですので、僕はカラーバリエーションをデザインプロセスの中でも重要な意味がある、軽視できない事だと考えています。

最終一案に絞り込んで頂き、カラー展開を再度トライ。色をべた塗りではなく、グラデーションで表現したりしましたが、ロゴマークの利用方法として、Tシャツへのプリントなどもされるということで、べた塗り系に決定しました。

◾︎味付け、スパイスを効かせる最後の仕上げ
星をスパンコールにしてみた案も見たいとのご要望により、パターン出しをおこないました。クリスタル系とゴールド系二種類制作し、最終的にゴールド系の宝石を左側に配置する案で決定しました。既存デザインに別モチーフを組み合わせることで、デザインの印象も変わります。最後の味付け、盛り付けまで、お付き合い頂いたおかげでより良いデザインに仕上がったと思います。

◾︎まとめ
一連のデザインプロセスを公開させて頂きましたが、如何でしたでしょうか。特にロゴマークなどは店舗の経営者さんがお客様となりますので、想い入れも強いです。ですので、単純に完成品を納品というよりは一緒にデザインを創り上げて行くプロセスを踏むことによって、徐々にイメージが鮮明化されていきます。今後もお客様とのコミュニケーションをより良いものにしていくために、1つ1つの案件で勉強させて頂こうと思います。

これからのStudio Chedanさんのご活躍を祈念致します!
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【Logo】アイディアシェアロゴマーク

友人のReadmasterさんが運営するアイデアシェアのロゴマークを頼まれ、ラフスケッチ案出し。アイデア=電球にとらわれ過ぎてた頃のスケッチ。アイキャッチとならではの独自性を追求したいとのこと。


鳥のイメージは、Readmasterさんのキャラクター性。オニオオハシモチーフを派生させていくロゴマークにすることで、Readmasterさんの個性を全面に打ち出していくロゴマークにすることにしました。


オニオオハシをそのままダイレクト表現分かりやすくてイイネ!


ちょっと遊んでみました。抽象化すると分かりづらくなるからやっぱりダイレクト表現の方が良い。デザイナーは客観的にデザインを進めているつもりでもいつの間にか主観的な展開に及んでいることがあり、今回のように依頼者と二人三脚で進めると、自分が思いも至らなかった事を指摘されることがあります。ハッと気付くわけですね。確かにそうだなぁと。


最終のロゴマークです。
 
Takebonのロゴマーク制作の流れは以下の通りです。
①初期 ラフスケッチにて、複数案展開
②検討 その中からよさそうなものを選ぶ
③改善 依頼主さんと共にブラッシュアップ
④仕上げ イラストレーターで仕上げ
 
提案させて頂いたロゴマークは以下Readmasterさんのアイディアシェアにて採用頂きました。
 
依頼主さんがどのような取り組みをされていて、エンドユーザーに対してどんなイメージを持ってもらいたいのか、じっくりとヒアリングする中からイメージが湧いてくることもあります。やはり、「想い」が重要ですね。
ロゴストックにも掲載いただきました。
Takebonコメント
オニオオハシは体内の熱をクチバシを通して放熱するラジエーターを搭載しています。
つまり貯めたエネルギー=アイデアを外部へ向けて放出するわけです。
アイデアシェアは皆さんのアイデアをラジエートして、そのアイデアを有効活用する場を提供致します。