得意分野のシェアリングエコノミー

■苦手を支えて得意を磨く社会
誰にも苦手分野というものがあります。
誰にも得意分野というものがあります。
得意な分野で活躍し、苦手な分野は誰かに支えてもらって補い合う。
そんな、得意を分かち合うエコノミーが
これから発展していくのではないかと予測しています。
既に得意分野をサービス化するプラットフォームも登場していますが、
これからさらに加速していくと考えられます。
図のようなパックマンのように、
何かが秀でていれば、何かが欠けているのが人間です。
欠けているのは障害者だけではありません。
健常者もできる部分もあれば、苦手なこともあります。
全てが均一というのではなく、
みんな凸凹(デコボコ)があります。
デコボコを認め合い、お互いの長所短所を理解し合える
社会作りがこれから活発化していきます。

■凹凸を活かしたチーム作り
デコボコを埋める為にチームがあります。
お互いの苦手なところは補い合い、
得意な部分にフォーカスして、
最大限のパフォーマンスを上げていきます。
適材適所でチームを組み、今までにないような
価値を提供していけるようなチーム作りやマッチングが、
イノベーティブなプロジェクトには必要不可欠です。
義務教育では学力を均一化する仕組みを基本として、
文系と理系に完全に分けた教育が主流でしたが、
そういった枠組みを超えて、分野の垣根を超えて、
お互いの得意分野を掛け合わせていく。
それこそがこれからのチーム作りの基本となると考えます。