【アイデア工房】創意工夫した知恵を共有する効果について

みなさん組織に所属し日々業務をこなす毎日を送っていらっしゃるかと思いますが、自分で考えてみつけた創意工夫アイディアはどうしていますか?自分の中だけにとどめていないでしょうか。ちょっとしたTIPSや効率のために工夫したアイディアや実践方法など、各個人でもっている暗黙知って結構膨大なデータベースになっている気がします。チリも積もれば山となります。そんな山をみんなでさらに山分けしたら、もっと大きな富士山になるかもしれません。そこで、仮説を立ててみました。
■仮説
・日ごろの業務で工夫したアイディアは個人の中だけで持っておくのは勿体無い
・組織で共有してみんなが活用出来るアイディアにする事で初めて意味が出てくる。
 
■背景
なぜこのような仮説を立てたか?
日々の業務のちょっとした工夫により、作業効率をちょっとだけ上げられると純粋に嬉しいです。
みなさんこんな経験ありませんか?
 
「前よりすこし早く出来る様になった!」
「煩わしい手続きが見えるようになって分かりやすく進められるようになった!」
「あの先輩はこうやってやってたんだ。今まで悩んでた自分がバカらしい」
 
以前よりも少しだけ成長したわたし】を発見出来た時って結構嬉しいし、楽しいと思います。
ストレスフリーな仕事環境はなかなか無いですが、ストレスを日々抱えるようなちょっとした作業を
今後一切、10%だけでも軽減出来るようになったら、とても楽になると思います。
これって人から教えてもらったり、自分で発見しないと気付かない事だと思うんです。
 
特にクリエイティブな仕事をするデザイナーにとって、定型業務や煩わしい作業や、
ツールの操作方法で時間を取られる事等は、なるべく排除していきたいのではないでしょうか。
頭で考えて、新たに何かを産み出すには、時間がかかるものです。
クリエイティブ脳を保つ為には、なるべくストレスの掛からない作業環境、
想像環境と集中出来る時間の確保が必要だと感じます。
 
ワークフロー、申請手続き、各種ツールの操作などは、

なるべく効率が良く作業が出来るように各個人が創意工夫しているTIPSみたいなものを
共有して有効活用したいものです。
そうすることで、今までのフローを見える化しながらも、各個人の暗黙知を形式知に落とし込んで、
ナレッジマネジメントを推進していく。
でもこういう考え方って、今までの経験からすると、なかなか浸透しないですね。
やはり個人のノウハウを手放すことに抵抗感があるのか、
【共有】ということに対する壁みたいなものが現状ではある気がしています。
しかし、これからの時代に効率主義は当たり前でそれでもなおクリエイティブな発想や、
企画デザインが求められてくる。そうなった時に、組織や企業間でノウハウや技術を共有しながら、
共創していく関係性が重要になってくるものだと感じています。
レバレッジをかけてテコの原理で問題解決を図っていく事が、
最も重要な時代に既に突入しているはずです。
アイディア生産工場とは、友人のReadmasterさんが名付けたキーワードです。
企画マンの頭の中がどうなっているか、Readmasterさんの思考サイクルをアイディアを生産する
工場にたとえて図解することを手伝わせてもらいました。
この図解をみてなるほどなぁと思い、いろいろな場面で共有させていただいています。
詳しくは以下のReadmasterさんブログをご参照願います。

シゴトクリエイター大橋のアイデア生産工場プロセス