想像力と自己中と苦手なこと

■立場を理解するには?想像力が必要だけど...

極端な例です。

・子供のことは親には分からない
・親の気持ちは子供には分からない

・離れた家族のことはその状況は分からない
・その逆もしかり

・専業主婦の気持ちは、共働きしている人には分からない
・共働きしている人の気持ちは、専業主婦には分からない

立場の違いによる様々なコミュニケーションの弊害って
結構あるんじゃないかなと最近よく感じることがあります。
ちょっとしたコミュニケーションの誤解やズレから、
亀裂が入ることもあります。

■苦手なこと
私自身も周りが見えていないことがあります。
コミュニケーションは苦手な分野です。
大の人見知りです。
間を取り持ったり、調整役なんていうのは大の苦手です。
人の話も半分聞いてなかったりすることも、
というよりも途中まではついていけても、後半途中からついていけなくなって、
理解が半分止まりになってしまったりすることが多いです。
また、誰かが隣で喋っていても、話が聞こえづらいという特徴もあり、
えっ?と聞き返してしまい、
何度も相手に同じことを喋らせてしまうこともしばしばあり、
大変申し訳ないなぁと感じることがよくあります。
大概誰かと喋った後は後悔してることが多い気がします。
発達障害と診断されないまでも、やっぱり自分の苦手分野は、
なかなか治せないものです。

■言語理解の壁を乗り越えるためにしてきたこと
自分の状況や相手の理解度に合わせて話をするというのも苦手です。
詳しい話をせず、はしょって要約だけで話をすませてしまったり、
相手の理解できるペースではなく、自分のペースで話を進めてしまい、
相手がついてくれていなかったり、断片的で脈絡がないような話をしてしまったり。
自分の頭の中では繋がっていても、相手の頭の中のシナプスを繋げられる
スピードで話せていなかったり。
つまり、言語だけで自分の考えていることを伝えることが苦手なんです。
だから余計に、ビジュアルに頼ってしまったり、資料の作り込みで
補うことが往々にしてあります。
そこが弱点でもあり、得意を活かせる強みでもあったり。
言葉と視覚情報をセットで伝達する方法しか自分にはありません。
だからそこをとことんまで磨いてきましたが、まだまだ、
確立したような方法論というのはなくて、試行錯誤しながら、
少しずつブラッシュアップしていくような地味な作業を繰り返すことが多いです。
リハなしで一発で見栄えもよく、
流暢なプレゼンなんて絶対に出来ないと信じています。
凡人です。

■自己中心的
他人の立場になって考えることが出来ない人がいたとします。
でもそれって仕方がないことだったりします。
他人の考えなんて分からないし、自分のことで精一杯なら、
他人のことを考えるなんてなかなか出来ません。

そういった人達は、他人の視点から見た景色がイメージしにくい状態だと仮定します。
自分から眺める世界が全てなわけです。
それ以外の世界なんてない。
自分中心に回っている。つまり自己中ですね。
そんな人に思いやりについて理解してもらうためには
どんなアイディアがあるでしょうか?

最近はそんなことをずーっと考えてたりします。
自己中って悪いことなんでしょうか…。
自己中の世界をお互いに相互理解出来るような何かがあれば、
喧嘩や誤解や文化の違いなどは緩和されるんじゃないかなとも思います。
その何かがなんなのか、虹色パラシュートプロジェクトで考えていけたら良いなぁと。
何かヒントになりそうなものとかある方がいれば、ご助力頂けると幸いです。
様々な場面で生じるコミュニケーションの限界とその支援について、考えていきます。