点は線で繋がっていく

■ボツネタは本当にボツになるのか?

過去に必死に考えたアイディアはコンペ採用ならない場合、無駄なのでしょうか?

実績が出ない時程不安になりがちです。

僕も実績が無い時は認められていない気がして不安な時期が続いたこともあります。

しかし、視点を変えて、全てのアイディアやプロジェクトは過去からの繋がりによって産まれてくると考えましょう。

あの時あの瞬間にあのアイディアを考えていなかったら、今このプロジェクトは無い。

実際私が関わっているROXの元ネタは過去にストックした、

こんなロボットあったら良いのになぁという素案を発展させたものでした。

 

■肯定的に考える癖をつける

目の前にある頼まれ事を丁寧に作りこむと、

もし不採用になったとしても次に繋がっていきます。

不採用の時こそチャンスだと捉えましょう。

審査する側の人が脳内でイメージしていたものとマッチングしなかっただけです。

刺さらなかっただけです。

アイディアは非常に素晴らしい可能性があります。

その時点で他の人が考えたアイディアと類似していたり、

既存商品でそのアイディアに近いものがあったとします。

そこであ~こんなアイディアはもうあるよね~。

で終わるのか、既に世の中に出てたのか~畜生~!

もっと早くに思い浮かんでいたら、大成功してたかもしれないじゃないか~。

的は外れていないんだ。この調子でアイディアをもっともっと考えていこう!

とポジティブに考えるかで、その次のステップでの初動が違ってきます。

ボツったネタも大切に自分の糧にしていくことで、

経験値も上がり、似たようなテーマが来た時に応用が利くようになってきます。

アイディアをストックしておけば、どこかの機会でブラッシュアップするチャンスが産まれます。