私は、デザイナーにとって必要な3つの力があると考えています。
これはどんなデザインをする上でも欠かせない力=スキルなんじゃないかな…と。
磨こうと思えばいくらでも磨けるスキルです。
人によって考え方は違うので、必ずしもこれが必要!!ということは無いですが、
どれか一つだけでも秀でたスキルを持たとしたら、デザイナーとして自信を持てるのではないでしょうか。
とりあえず思いつくままに箇条書きで実務に関連する内容を書き出してみます。
伝達力 Comminication→presentation
・モデラー、設計者、他部署、メーカー、業者とのコミュニケーション、伝達力。
・第三者からみて、誤解を与えないような指示書と直接の打ち合わせによる伝達方法。
・正確に自分の考えや造形を伝える為の形状指示による伝達方法。
・アイディアスケッチによるアイディア発散とアイディアの収束の繰り返し。
・ラフスケッチによりクライアントとのイメージを共有する力。
・ラフレンダリングによる現実への落とし込み。夢を具現化する方法。
・マインドマップ、マンダラート、オズボーンのチェックリストなど。
・コンセプトメイキング。シナリオシンキング。物語編集力など
簡単に図解してみます。
・クライアントを説得する為の感情に訴えかけるプレゼンテーション。
・共感力を引き出す為に自分ごとから語るシナリオメイキング的プレゼンテーション。
表現力 Representation→sketch
・デザイナーの基本的な表現方法=スケッチ技法・アイディアスケッチによるアイディア発散とアイディアの収束の繰り返し。
・ラフスケッチによりクライアントとのイメージを共有する力。
・ラフレンダリングによる現実への落とし込み。夢を具現化する方法。
・レンダリングによる正確な造形伝達。
発想力 Idea→Editing
・基本的なアイディア発想法の習得。・マインドマップ、マンダラート、オズボーンのチェックリストなど。
・コンセプトメイキング。シナリオシンキング。物語編集力など
・「遊び」をパッケージとして提案する発想力・編集力へ
こうやって並べてみると3つの力はそれぞれ関連しています。
三位一体なんだと思います。
そして、論理から飛躍しますが、
この3つの力は剣道の精神=武士道の精神にも合い通じるのではないか…
というのが、僕なりの仮説であり、これから自分で実証していきたい考え方です。
気剣体の一致です。
気=伝達力 → 気持ちのあるプレゼン
剣=発想力 → 磨き上げたアイディア
体=表現力 → 手から伝わる起電力がスケッチ表現へ
ここでようやく論理の呪縛から解き放たれました(汗)
みなさんがデザイン実務を行う上で、自分はどのスキルに秀でているだろうか?
これからどんなスキルを磨いていきただろうか?といった自問自答するのに、
参考になればと思います!
コメントをお書きください