拘りについて

あらゆる事に拘りを持つということ。
デザイナーに求められる資質である。
拘りの無いデザイナーには仕事が来ない。
適当にやっていい加減な指示しか出せないようなデザイナーには、
適当な仕事しか舞い込んでこない。

拘りを持って一つ一つの問題に真摯に向き合い、
より良い方向へ解決に導くようなデザイナーとしての態度は、
最も重要な職能態度であると考える。

そんな細かいとこ、誰も見てないよ。
とんでもないもの作ってくれたなぁ。
どうやって量産するんだよ。
やりすぎ、やりすぎ。

そんな言葉はみんな褒め言葉だと捉えたい。
徹底的に拘りを持って、カタチを創りあげていく過程では、
どうしてもうまくいかない事や、制約上の壁にぶつかることが多々ある。
納期的な、時間的制約にも縛られる。

しかし、そんな制約がある中でも、
120%自分の拘りを捨てず、諦めず、
着実に歩を進めれば、必ず糸口となる突破口は
開けてくるものだと信じたい。

そういったデザイナーの姿勢を見て、
手助けしてくれる人達が周りにいることが、
とても幸せなことなんだと実感している。

プロジェクトに関わった人達みんなに感謝したい。